今見返しても色褪せない「白い巨塔」「Dr.コトー診療所」「救命病棟24時」「コード・ブルー」「白い影」「JIN」といった傑作医療ドラマ。
恋愛、青春、学園、刑事、医療――語ることが尽きない名作が次々と生まれた2000年代。
それから、もう20年。
改めて見返してみると、懐かしさとともに、感慨深いほどの時間が流れていることに気づかされます。
今回は、そんな2000年代を彩ったドラマと音楽を振り返ります。
2000年代ドラマのトップ作品
HERO
そう言って、本当に何でも出てくるあのバーを覚えているだろうか?
ふと思い出すだけで、懐かしさに駆られる。
「HERO」と聞いて真っ先に思い出すのは、
あの息抜きのような場面で、がっつり記憶を掴んでいく名シーン。
たった一言なのに、20年以上経った今でも忘れられない。
そんな何気ないシーンにまで魅力が詰まっていた「HERO」。
それまで表舞台に出ることの少なかった「検事」を題材に、
「木村拓哉」と「松たか子」の王道コンビが、事件を通して正義とは何かを問う。
刑事ドラマとはまた違う面白さがあり、
笑える場面とシリアスな物語が絶妙に混ざり合っていた。
そして今でも「HERO」と聞けば、やっぱり思い出す。
「あるよ」
紛うことなき名作です。
2000年代ドラマ作品リスト

やまとなでしこ
玉の輿を夢見る客室乗務員と、不器用な男性の恋を描いたラブコメディ。華やかさと切なさが同居する2000年代の幕開けを象徴する作品です。

TRICK
自称天才マジシャンと物理学者の凸凹コンビが、怪奇現象の裏に潜むトリックへ挑むミステリー。独特の間と小ネタが癖になります。

池袋ウエストゲートパーク
池袋を舞台に若者たちの友情、暴力、事件を疾走感たっぷりに描いた青春群像劇。街そのものが登場人物のような熱を持っています。

ビューティフルライフ
2000年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

Summer Snow
2000年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

HERO
型破りな検事と個性的な城西支部の仲間たちが事件の真実を追う群像劇。軽快な会話とテンポの良さで検事ドラマの印象を変えました。

白い影
2001年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~
2001年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

木更津キャッツアイ
余命を告げられた青年と仲間たちが、野球と泥棒と青春を全力で駆け抜ける異色作。笑いと切なさが猛烈な速度で入れ替わります。

ごくせん
2002年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

ランチの女王
2002年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

ロング・ラブレター〜漂流教室〜
2002年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

Dr.コトー診療所
離島へ赴任した医師と島の人々との交流を描いた医療ドラマ。雄大な自然の中で、命と信頼を丁寧に積み重ねていきます。

GOOD LUCK!!
2003年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

白い巨塔
大学病院を舞台に、野心的な外科医と患者を第一に考える医師の対立を描いた社会派ドラマ。権力と医療倫理が激しく衝突します。

ウォーターボーイズ
2003年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

特命係長 只野仁
昼は冴えない係長、裏では会長直属の特命係長。社内のトラブルや悪事を解決していく、アクションと色気と笑いが混ざった2000年代らしい深夜ドラマです。

オレンジデイズ
大学生活の終盤を迎えた若者たちの恋と友情を描いた青春群像劇。手話を交えた交流と、卒業前の時間の儚さが印象的です。

世界の中心で、愛をさけぶ
2004年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

プライド
2004年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

新選組!
2004年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

タイガー&ドラゴン
落語家に弟子入りしたヤクザを中心に、古典落語と現代の人間模様を重ねたコメディ。噺と現実が鮮やかにつながっていきます。

野ブタ。をプロデュース
二人の男子高校生が地味な転校生を人気者へ変えようと奮闘する青春ドラマ。軽さの奥で友情と孤独を鋭く描きます。

花より男子
2005年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

女王の教室
冷酷に見える教師と小学6年生の子どもたちとの一年を描いた学園ドラマ。厳しい言葉の裏から教育と自立を問いかけます。

1リットルの涙
2005年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

ドラゴン桜
2005年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

電車男
ネット掲示板の住人たちに励まされながら恋へ挑む青年を描いたラブコメディ。2005年のネット文化と秋葉原の空気を濃厚に封じ込めました。

瑠璃の島
2005年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

のだめカンタービレ
天才肌のピアノ学生とエリート指揮者を中心に、音大生たちの青春を描いた音楽コメディ。クラシックを豪快に笑いへ変えました。

結婚できない男
偏屈で一人暮らしを愛する建築家の日常と恋愛を描いたコメディ。何も起きない時間まで妙に面白い、大人の観察劇です。

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
2006年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

14才の母
2006年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

西遊記
2006年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

時効警察
時効になった事件を趣味で捜査する警察官を描いた脱力系ミステリー。事件より小ネタが気になってくる独特の世界観です。

花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜
2007年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

プロポーズ大作戦
幼なじみの結婚式で後悔する青年が過去へ戻り、恋をやり直そうと奮闘する物語。青春の「あと一歩」を何度も突きつけます。

ガリレオ
天才物理学者と刑事が不可思議な事件を科学で解き明かすミステリー。理屈とエンターテインメントを軽快に結びつけました。

LIAR GAME
巨額の金を奪い合うゲームへ巻き込まれた女性と天才詐欺師の頭脳戦を描く作品。極端な心理戦と映像演出が強烈です。

SP 警視庁警備部警護課第四係
2007年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

ハケンの品格
2007年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

華麗なる一族
2007年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

ROOKIES
不良だらけの高校野球部と熱血教師が甲子園を目指す青春ドラマ。夢を笑わず、泥臭いほど真正面から追い続けます。

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
フライトドクターを目指す若い医師たちの成長を描いた医療ドラマ。救命現場の緊迫感と、それぞれの葛藤を追います。

篤姫
2008年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

流星の絆
幼い頃に両親を殺された三兄妹が、復讐と真相究明へ動く物語。重い事件と軽妙な会話が不思議なバランスで共存します。

JIN-仁-
現代の脳外科医が幕末へタイムスリップし、限られた環境で医療に挑む物語。歴史と医学と人間ドラマを壮大に結びつけました。

BOSS
女性警視を中心とする特別犯罪対策室のチームが難事件へ挑む刑事ドラマ。個性的なメンバーの掛け合いと捜査の爽快感が魅力です。

MR.BRAIN
2009年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。

ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜
2009年に始まった2000年代を代表するドラマのひとつ。作品ごとの強い個性と、当時のテレビならではの空気を今に残しています。
2000年代ドラマとは
TVがここまで嫌われることもなかっただろう。
日本の世相を映し、時代とともに歩んできたドラマ。
だからこそ、真っ直ぐに「面白いもの」を目指していた。
誰もが面白いと思い、誰かと話題にしたくなる。
そんな作品を作ることが、何よりの正義だったからだ。
今ではそれすら思想が先に立ち、
内容が薄いばかりか、不快に感じることさえある。
もうドラマは、純粋なエンターテインメントですらないのかもしれない。
あれから20年。
2026年――
本当にこれが、今の「正義」なのかい?