溢れる思いを歌に乗せ、力強く、激しく、圧倒的な熱量でマイクを握る彼女たちは、ひたすら可愛く、そして猛烈にかっこよかった。
高速のビートと激しいメロディの中、ほとばしるエネルギーの奔流に私たちはただ圧倒され、魅入られ、その姿は脳裏に焼き付いて忘れられないものになった。
時代のブレーキをぶっ壊して駆け抜けたロックの歌姫たちは、今もなお私たちの心を激しく震わせる、永遠の伝説である。
本稿では、あの熱狂の時代を彩った最強の女性アーティストたちを、堂々の「トップ40」としてここに刻む。
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90年代日本ロック女性トップソング
JUDY AND MARY – Over Drive
暴れ狂う爆発的なギターをギリギリで飼い慣らしながら、甘く突き抜ける歌声が響く。
その奇跡のバランスが、**『そばかす』**で完璧に大爆発してる。
そして、どこまでも突っ走る圧倒的な疾走感の**『Over Drive』**。
どっちが良いかって? ―― どっちも最高に決まってんだろ。
計算し尽くされたものか、それとも剥き出しの本能か、もうそんなの分かりゃしねえ。
軽やかさと、剥き出しの初期衝動が完璧にぶつかり合うあの次元は、完全に別格だ。
もともとはガチのハードロック(パンク)出身。
そこから売れるために、あえてポップサウンドへ殴り込みをかけた。
だからこそ、どんなに暴走する激しいギターさえも完璧に手懐け、それでいて、同時に100%自由に暴れさせることができたんだ。
注目の日本ロック女性アーティストリスト

JUDY AND MARY
明るさと衝動を同時に鳴らし、90年代のポップロックを一気に跳ねさせた存在。

G・GRIP
鋭いギターと疾走感で、女性ロックの硬派な一面を見せたバンド。

Whiteberry
若さと勢いをそのまま閉じ込めた、爽やかで少し懐かしいガールズバンド。

SHOW-YA
ヘヴィメタルの強さと女性ボーカルの迫力で、シーンに重い火を入れたバンド。

川本真琴
言葉の密度とメロディの速さで、90年代の空気を独自に切り取ったシンガー。

YELLOW MACHINEGUN
荒々しいクロスオーバー感で、地下の熱をむき出しにした女性トリオ。

センチメンタル・バス
夏の記憶を一気に連れてくる、軽快でキャッチーなポップロック。

メスカリン・ドライヴ
オルタナの匂いと地下の鋭さを持った、濃い存在感のロックバンド。

LINDBERG
前向きなメロディとバンドの明るさで、90年代初期を大きく照らした存在。

The brilliant green
UKロックの影と甘さを、日本のポップへ美しく溶かしたバンド。

Hysteric Blue
感情の勢いと春の高揚感を鳴らした、90年代後半のポップロック。

VELVET PΛW
メロディックで洗練された音像を持つ、硬派さと華やかさのあるバンド。

相川七瀬
暗い色気と強い声で、90年代のロックヒロイン像を作った存在。

SUPER JUNKY MONKEY
型にはまらない爆発力で、オルタナティブな女性ロックの可能性を広げたバンド。

大黒摩季
力強い歌声で、時代の背中を押すように鳴っていたロック寄りのポップボーカル。

Softball
速く、粗く、まっすぐに鳴らすメロディックパンクの衝動。

BETTY BLUE
90年代の懐かしさをまとった、メロディックで聴きやすいロックポップ。

渡辺美里
スタジアム級のスケールと魂のこもった声で、時代を代表した女性ボーカリスト。

ロリータ18号
遊び心と勢いを前面に出した、パンクの楽しさを鳴らすユニット。

ACID LOVE
ざらついた感情とメロディの強さで、リアルなロック感を残した存在。

PRINCESS PRINCESS
ガールズロックを大きな場所へ押し上げた、伝説的なバンド。

CHEE’S
爽やかで弾けるようなポップロック感を持った、90年代らしいバンド。

esrevnoc
甘さとひねりを持つインディーポップで、独特の存在感を放ったユニット。

PERSONZ
洗練されたメロディと安定したバンド感で、長く愛されたロックバンド。

Reg-Wink
リズムの良さと地下感を併せ持つ、軽やかで踊れるロック。

JITTERIN’JINN
スカの匂いとポップな親しみやすさで、一度聴くと残るバンド。

椎名林檎
挑発的な言葉と音楽性で、90年代末から日本ロックの景色を変えた存在。

椎名林檎
力強いボーカルと整ったロックサウンドで、90年代の空気に深く残ったユニット。

GO-BANG’S
可愛さと勢いを混ぜた、明るく弾けるパンク寄りポップ。

川島だりあ
独特の声とソウルフルなロック感で、時代に個性を刻んだシンガー。

少年ナイフ
ミニマルで楽しいロック感を持つ、世界にも知られる女性バンド。

NORMA JEAN
リズム感とガールズバンドらしい勢いを持った、90年代ポップロック。

橘いずみ
率直な言葉と強い声で、若さの痛みと熱を歌ったシンガー。

FEEL SO BAD
ハードロックとポップをつなぐ強い声で、アニメソングにも深く刻まれた存在。

VANILLA
洗練されたアレンジと女性バンドらしい華やかさを持ったメロディックロック。

Cocco
むき出しの感情と痛みを美しいメロディに変えた、唯一無二のシンガー。

MANISH
透明感のある声とBeing系らしい磨かれたロックサウンドで存在感を示したユニット。

PINK SAPPHIRE
明るく伸びやかなメロディで、青春のポップロックを鳴らしたガールズバンド。

rumania montevideo
切なさとシンセポップ感をロックの余韻に混ぜた、90年代末らしいバンド。

aiko
独自の言葉とメロディで、ポップの中に深い体温を残したシンガー。
90年代日本女性ロックについて
行動を起こしたやつだけが、本当の自由を掴めたんだ。
目指すのは、いつだって「世界のてっぺん(トップ)」。
自分の存在証明をぶち立てるためか、あるいは、ただ衝動のままに大爆発したかっただけか。
誰も彼もバラバラだったけど、魂の根っこはみんな同じだった。
――いつだって、時代の最前線で命がけで戦ってたんだよ。
誰が上で、誰が下かなんてどうでもいい。
ただ、あの剥き出しの熱量を、そのまま肌で感じたかった。
そして、その狂気じみた熱は、確実に俺たちに届いてたんだ。
時には、男のバンドどもを完全にぶちのめすくらい強烈で、圧倒的で、誰も抗えないエネルギーを放ってた。
それが、90年代のロックだ。
単なる音楽じゃねえ。あれは、生き方そのものだったんだよ。


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