CDの売上を基準にしたオリコンランキングは、「AKB48」や「ジャニーズ」の独壇場となっていました。
音楽の中心がCDからネットへ移り変わり始め、それまで多彩だった日本のヒットランキングは、次第に実際の流行を映さなくなっていきます。
さらに、JASRACによる著作権管理の影響もあり、街中で音楽を耳にする機会も減っていきました。
そのため2010年代前半は、「音楽の不遇の時代」「ヒット曲が見つからない時代」と言われることがあります。
でも、名曲がなかったわけではありません。
実際には、多彩でバラエティに富んだ楽曲が数多く生まれていました。
知らなかっただけ。
後から知ることになっただけ。
そして、聴く機会が少なかっただけ。
だからこそ、この時代の「聞いてほしい曲」を50曲、詰め込みました。
忘れてはいけない、忘れられない時代の記憶です。
2010年代前半の名曲50 トップ曲
山下達郎 – 希望という名の光
しかし、2011年3月11日。東日本大震災。
この曲は震災を経て、そこから必死に立ち上がろうとする人々を励ます曲としても、広く聴かれるようになりました。
まずは、日本が本当に大変だった時の曲。
2010年代前半の50曲は、ここから始めようと思います。
2010年代前半の名曲50 アーティストリスト

山下達郎
緻密なコーラスと温かな歌声で、都市の孤独から人生の希望までを長く歌い続けるシンガーソングライター。

BUMP OF CHICKEN
物語のような言葉と大きく広がるバンドサウンドで、弱さを抱えたまま進む人の背中を押すロックバンド。

flumpool
伸びやかな歌声と透明感のある旋律で、青春の高揚と切なさをまっすぐ届けるロックバンド。

FUNKY MONKEY BABYS
日常の言葉と親しみやすいメロディで、くじけそうな瞬間に寄り添う応援歌を数多く届けたグループ。

Mr.Children
時代ごとに変化するサウンドと深い言葉で、個人の痛みを多くの人の記憶へ変えてきたバンド。

Superfly
圧倒的な声量としなやかな表現力で、ロックの熱と歌そのものの強さを響かせるシンガー。

アンジェラ・アキ
ピアノと率直な言葉を軸に、迷いや決意を飾らず歌い上げるシンガーソングライター。

いきものがかり
三人の個性と親しみやすいメロディで、日常の喜びや別れを誰もが口ずさめる歌にしたグループ。

コブクロ
二人の重なる歌声と壮大なメロディで、人生の節目に残る情景を描いてきたデュオ。

ナオト・インティライミ
世界を旅して育てたリズムと明るい歌声で、人と人をつなぐ前向きなポップスを届ける歌手。

サンボマスター
汗が飛ぶほどの演奏と真っ直ぐな言葉で、できないと思う心に真正面から火をつけるロックバンド。

秦基博
柔らかなギターと温度のある歌声で、言葉にできない優しさや寂しさを丁寧にすくい取る歌手。

中島美嘉
影を帯びた歌声と繊細な表情で、愛の美しさと痛みを同時に響かせるシンガー。

HY
沖縄から生まれた男女の歌声で、恋愛や家族、受け継がれる記憶を率直に歌うバンド。

AI
ソウルフルな歌声と大きな包容力で、聴く人を笑顔へ連れていくメッセージを歌うシンガー。

GReeeeN
顔を見せずともまっすぐ届く声と言葉で、友情や希望を世代を越える合唱へ変えたグループ。

JUJU
深みのある歌声と洗練された表現で、大人の恋と人生の余韻を丁寧に歌い上げるシンガー。

安室奈美恵
歌とダンスの双方を磨き続け、強さと孤独を自分自身のスタイルで表現した時代を代表する歌手。

miwa
ギターを抱えた等身大の言葉と透明な高音で、迷いながら前へ進む若者の感情を歌うシンガー。

MISIA
圧倒的な声域と豊かな情感で、愛の深さを壮大なバラードへ昇華するボーカリスト。

SEKAI NO OWARI
幻想的な物語と鮮やかなポップサウンドで、現実の外側へ続く新しい景色を作ったバンド。

スキマスイッチ
言葉と旋律を自在に組み立て、日常の小さな発見を躍動するポップスへ変えるユニット。

絢香
力強さと繊細さを併せ持つ声で、再出発する心を大きなメロディに乗せるシンガーソングライター。

高橋優
生活の中から生まれた率直な言葉で、人の表情や痛みに向き合うシンガーソングライター。

back number
届きそうで届かない恋心を、鮮明な言葉と切ないバンドサウンドで描くロックバンド。

阿部真央
鋭さと無防備さを併せ持つ歌声で、恋や孤独を自分だけの言葉として放つシンガーソングライター。

サザンオールスターズ
日本の風景と大人の感情を幅広い音楽性で描き、長く時代を越えて歌われるバンド。

ゆず
二人の声とアコースティックな響きで、友情や旅立ちを温かな合唱へ変えてきたデュオ。

西野カナ
繊細な恋心を分かりやすい言葉と親しみやすいメロディで届け、同世代の共感を集めた歌手。

吉田山田
素朴な二人の歌声と生活を見つめる言葉で、家族や歳月の重みを静かに描くデュオ。

aiko
独特の言葉選びと跳ねるような旋律で、恋する人の矛盾した感情を鮮やかに歌うシンガー。

サカナクション
電子音とバンド演奏を融合し、都市の夜や不安を身体で感じる音楽へ変えてきたバンド。

シェネル
豊かな声量と温かな響きで、日本語のラブソングを大きなスケールで歌うシンガー。

Rihwa
北海道で育った伸びやかな声と親しみやすい楽曲で、迷う心に新しい風を送るシンガー。

大原櫻子
明るさと芯の強さを備えた歌声で、等身大の感謝や恋を軽やかなポップスにする歌手。

中島みゆき
人生を見つめる言葉と唯一無二の歌声で、時代の陰にいる人まで照らす物語を歌い続ける。

米津玄師
音と言葉と映像を自ら組み上げ、孤独や記憶を新しい日本語ポップスへ変えた音楽家。

Perfume
緻密な電子音と三人の個性で、身体感覚と未来像を結びつけるポップユニット。

きゃりーぱみゅぱみゅ
大胆な衣装と言葉、電子音で日本のかわいさを再構築し、世界へ広げたポップアイコン。

Goose house
複数の歌声と楽器が行き交う演奏で、誰かと一緒に歌う喜びを届けた音楽グループ。

Little Glee Monster
力強いハーモニーと明るい存在感で、歌うことそのものの楽しさを広げた女性ボーカルグループ。

家入レオ
凛とした歌声と鋭い感情表現で、若さの迷いと決意を鮮烈に刻むシンガーソングライター。

平井堅
深く柔らかな声と確かな歌唱で、大人の愛や別れを静かな物語として聴かせるシンガー。

斉藤和義
飾らない声とブルースを感じるギターで、日常の矛盾と人の優しさを歌う音楽家。

福山雅治
穏やかな声と端正なメロディで、恋愛から家族まで人生の節目を丁寧に歌うシンガーソングライター。

平原綾香
クラシカルな素養と雄大な歌声で、日本の風景や人の祈りを大きなスケールで表現する歌手。

福原美穂
ゴスペルを礎にした力強い声で、感情の奥にある熱をソウルフルに解き放つシンガー。

ケラケラ
明るいメロディと親しみやすい歌声で、恋に踏み出す瞬間を弾けるポップスにしたバンド。

Superfly & トータス松本
二人の強烈な歌声がぶつかり合い、音楽が持つ熱と希望を大きな共演へ変えたユニット。

Salyu
透明さと力強さを行き来する声で、空や光の向こうにある感情を独自の響きにするシンガー。
見えにくくても、歌は消えなかった
正解が分からないまま、規制だけが歩き始める。
聞こえてくるのは、同じ曲ばかり。
世の中、何かがおかしい。
でも、その理由が何なのか分からない。
不安とゴリ押し。
そんな時代にあっても、
誰かに届くよう、歌い続けた。
その思いが、
報われますように。