整ったものなんてない、感情がむき出しのままの70年代。
 
まだ何がアイドルかも分からず、きれいに見せる方法すら模索していました。
 
人を惹き付ける魅力を探していたからこその荒々しさ。
 
ありえないほどの力技で、かき鳴らすサウンドに立ち向かうように歌う。
 
今では考えられない、実験のような音が飛び交う中での生歌。
 
一度でも聞いたら忘れられない、でたらめなサウンド。
 
それでも歌声は一級、アイドルなんて言えないほど上手いのが当たり前だったのです。
収録曲を見る(50曲)
  1. 南沙織「17才」
  2. 小柳ルミ子「わたしの城下町」
  3. 天地真理「水色の恋」
  4. 麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」
  5. 山口百恵「横須賀ストーリー」
  6. 浅田美代子「赤い風船」
  7. 桜田淳子「わたしの青い鳥」
  8. 森昌子「せんせい」
  9. あべ静江「コーヒーショップで」
  10. 太田裕美「木綿のハンカチーフ」
  11. 岩崎宏美「ロマンス」
  12. 榊原郁恵「夏のお嬢さん」
  13. 石野真子「狼なんか怖くない」
  14. キャンディーズ「年下の男の子」
  15. ピンク・レディー「UFO」
  16. 平山みき「真夏の出来事」
  17. 小林麻美「初恋のメロディー」
  18. 木之内みどり「横浜いれぶん」
  19. アン・ルイス「グッド・バイ・マイ・ラブ」
  20. アグネス・チャン「ひなげしの花」
  21. 岡田奈々「青春の坂道」
  22. 山本リンダ「どうにもとまらない」
  23. 安西マリア「涙の太陽」
  24. 高田みづえ「硝子坂」
  25. 伊藤咲子「ひまわり娘」
  26. 石川ひとみ「右向け右」
  27. ビューティ・ペア「かけめぐる青春」
  28. 松本ちえこ「恋人試験」
  29. リンリン・ランラン「恋のインディアン人形」
  30. 桑江知子「私のハートはストップモーション」
  31. 岡崎友紀「私は忘れない」
  32. 優雅「処女航海」
  33. 中原理恵「東京ららばい」
  34. 大場久美子「スプリング・サンバ」
  35. 青い三角定規「太陽がくれた季節」
  36. 片平なぎさ「陽だまりの恋」
  37. 林寛子「素敵なラブリーボーイ」
  38. 秋ひとみ「幸せルージュをつけなさい」
  39. アグネス・ラム「雨あがりのダウンタウン」
  40. 夏目雅子「Oh! クッキーフェイス」
  41. 相本久美子「EASY」
  42. 荒木由美子「渚でクロス」
  43. ザ・リリーズ「好きよキャプテン」
  44. トライアングル「トライアングル・ラブレター」
  45. ゴールデンハーフ「黄色いサクランボ」
  46. 高見知佳「くちびるヌード」
  47. 井上望「ルフラン」
  48. 能瀬慶子「ハダシでヤン」
  49. ギャル「薔薇とピストル」
  50. 三木聖子「まちぶせ」
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70年代アイドル50 – 目の前でスターが生まれた時代


70年代アイドルのトップ曲

ピンク・レディー – UFO

挑発的な衣装で魅了する。
 
そんな女の子に憧れてしまうのは、男も女も同じでした。

世の長髪男子も心を掴まれてしまう。
 
そんな国民的大スターへと駆け上がったのが、ピンク・レディーです。

ミー派か、ケイ派か。
 
学校ではそんな話で盛り上がり、お茶の間では夢中になって振り付けを真似しました。
 
女の子はテレビに映る華やかなステージに憧れ、
 
男の子は、その圧倒的な存在感に胸を躍らせました。

そして、一度聴けば頭から離れない、でたらめで癖になる『UFO』サウンド。
 
気が付けば鼻歌で歌ってしまう。

あれから何十年経った今でも、それは変わりません。


収録アーティストリスト

Saori Minami

南沙織

沖縄から来た新しい風をまとい、70年代アイドル像を大きく変えた存在。健康的な明るさと異国感が、テレビの中で強く残る。


Rumiko Koyanagi

小柳ルミ子

和の情緒とアイドル性を結びつけ、70年代初頭の女性スター像を広げた存在。歌の上手さと華やかさが同時に立っている。


Mari Amachi

天地真理

白雪姫的な清純イメージで、テレビアイドルの原型を作った存在。明るい笑顔と親しみやすさで時代を包んだ。


Megumi Asaoka

麻丘めぐみ

髪型、振付、声の可愛さまで含めて記憶された王道アイドル。70年代の「可愛い」を形にした存在。


Momoe Yamaguchi

山口百恵

少女アイドルから物語を背負う表現者へ変わった存在。沈黙や陰りまで魅力に変える、70年代屈指のスター。


Miyoko Asada

浅田美代子

ドラマ発のテレビアイドル現象を象徴する存在。歌の危うさまで含めて、時代の空気として愛された。


Junko Sakurada

桜田淳子

花の中三トリオの明るい正統派。弾む声と親しみやすい存在感で、70年代の青春を運んだ。


Masako Mori

森昌子

演歌寄りの確かな歌唱力を持ち、花の中三トリオの要となった存在。アイドルと本格歌手の境界を自然に越えた。


Shizue Abe

あべ静江

アナウンサー的な知性と、歌謡曲の淡い色気が混ざる存在。大人びた空気で70年代女性歌謡に独自の色を残した。


Hiromi Ohta

太田裕美

少女の声で都会と地方の物語を歌い切った存在。アイドルというより、70年代の情景そのものを運ぶ歌声だった。


Hiromi Iwasaki

岩崎宏美

アイドル棚に収まらない歌唱力で、女性歌謡の強度を一段上げた存在。伸びやかな声の力が圧倒的。


Ikue Sakakibara

榊原郁恵

健康的な明るさとテレビ映えで、70年代後半を代表した存在。親しみやすく、画面に出るだけで場が弾む。


Mako Ishino

石野真子

80年代アイドルへつながる可愛さと安定した歌の力を持つ存在。明るさの中に芯の強さがある。


Candies

キャンディーズ

親しみやすさ、コーラス、キャラクターの完成度が高い三人組。70年代のグループアイドルを代表する存在。


Pink Lady

ピンク・レディー

歌、振付、衣装、テレビ映えまで一体化させ、アイドルを国民的イベントに変えた二人組。70年代の熱狂そのもの。


Miki Hirayama

平山みき

独特の声と洒落た歌謡感で、アイドルと大人歌謡の境界に立った存在。一度聴くと忘れにくい個性がある。


Asami Kobayashi

小林麻美

モデル的な美しさと儚い声で、CM時代の前夜を感じさせる存在。派手さよりも空気で残るタイプのスター。


Midori Kinouchi

木之内みどり

女優性とアイドル性を兼ねた、70年代後半の青春スター。清潔感と影のある雰囲気が同時にある。


Ann Lewis

アン・ルイス

のちのロック姐御感の前に、歌謡アイドルとしての完成度を見せた存在。華やかさと強さの芽がすでにある。


Agnes Chan

アグネス・チャン

香港から来た清楚なアジアンアイドル。透明感のある声と異国感で、70年代のテレビに新しい色を入れた。


Nana Okada

岡田奈々

ドラマと歌の両方で記憶される清純派アイドル。静かな可憐さと画面映えする存在感を持っていた。


Linda Yamamoto

山本リンダ

アイドルから肉体的なスターへ変身した、振付と熱量の怪物。70年代の濃さを全身で表した存在。


Maria Anzai

安西マリア

グラマラスな存在感と歌謡曲の熱が直結したセクシーアイドル。70年代らしい濃い華を放っている。


Mizue Takada

高田みづえ

新人らしい清潔感と歌の芯の強さが同居する存在。派手すぎないのに、歌声がしっかり残る。


Sakiko Ito

伊藤咲子

明るい声量と青春感を持つ、歌唱力のあるアイドル。真っ直ぐな声の強さで70年代を駆けた。


石川ひとみ

石川ひとみ

澄んだ声と親しみやすい可憐さで、70年代末から80年代へ橋をかけた存在。清潔感のある歌声がまっすぐ残る。


Beauty Pair

ビューティ・ペア

女子プロレスとアイドル文化を接続した、70年代ならではの熱狂枠。歌もキャラクターも時代の勢いで突き抜けた。


Chieko Matsumoto

松本ちえこ

CM的な可愛さと歌謡曲の軽さが合体した人気者。親しみやすい表情とキャッチーさで記憶に残る。


Rin Rin Ran Ran

リンリン・ランラン

双子アイドル的な企画性と異国風味の濃さで印象を残した存在。70年代のテレビらしい面白さがある。


Tomoko Kuwae

桑江知子

70年代末の爽やかな空気を運んだ存在。歌謡曲からニューミュージックへ移る手前の軽やかさがある。


Yuki Okazaki

岡崎友紀

テレビドラマから出てきた、70年代前半の明るいスター。親しみやすさと可憐さでお茶の間に残った。


Yuga

優雅

宝塚的な華やかさと歌謡曲が混ざる個性派。正統派アイドルとは違う舞台感を持っている。


Rie Nakahara

中原理恵

都会的な色気とテレビ向きのスター性を持つ境界線アイドル。70年代末の大人びた空気をまとっている。


Kumiko Ooba

大場久美子

歌唱力よりもテレビアイドル現象として強い存在。可愛さとキャラクター性で時代の記憶に残る。


青い三角定規

青い三角定規

男女三人の若々しい姿と爽やかな歌声で、70年代の青春を象徴したグループ。テレビの中で「太陽がくれた季節」を歌う姿そのものが時代の記憶になった。


Nagisa Katahira

片平なぎさ

女優の印象が強いが、デビュー時はアイドル歌手としても成立した存在。清純さと芯の強さが同居している。


Hiroko Hayashi

林寛子

明るく弾むテレビアイドル歌謡を体現した存在。70年代中盤らしい軽さと親しみやすさがある。


Hitomi Aki

秋ひとみ

70年代末の少し洒落たアイドル歌謡を担った存在。派手ではないが、境界線の味がある。


Agnes Lum

アグネス・ラム

初代グラビア女神として知られ、歌謡曲側にも接続した存在。CMとグラビアの時代を象徴する。


Masako Natsume

夏目雅子

女優・CM美女が一瞬だけ歌謡曲側に現れた境界線枠。強烈な美しさと存在感で記憶に残る。


Kumiko Aimoto

相本久美子

明るさと親しみやすさで、70年代後半のテレビアイドルらしさを持った存在。素直な可愛さが画面に残る。

Yumiko Araki

荒木由美子

強めのビートと健康的な存在感で、70年代後半のアイドル歌謡に勢いを加えた存在。はつらつとした魅力がある。

The Lilies

ザ・リリーズ

双子デュオならではの可憐さと一体感で、70年代アイドル文化に独自の色を残した存在。並んだ姿そのものが強い。

Triangle

トライアングル

三人組アイドルの軽やかさと華やかさを持った存在。テレビ歌謡らしい明るさと企画性が70年代後半らしい。

Golden Half

ゴールデンハーフ

ハーフタレントの華やかさとバラエティ感を歌謡曲へ持ち込んだ存在。70年代テレビ文化の濃さを象徴する。

Chika Takami

高見知佳

明るい表情と少し大人びた歌謡感で、70年代末から80年代へ向かう空気をまとった存在。テレビ映えが強い。

Nozomi Inoue

井上望

清楚でまっすぐな雰囲気を持つ、70年代末の正統派アイドル。派手さよりも素直な歌声が残る。

Keiko Nose

能瀬慶子

70年代末の勢いと少し不思議な存在感を持ったアイドル。強い個性とテレビ的な面白さがある。

GAL

ギャル

黒木真由美、石江理世、目黒ひとみによるユニット。華やかさと企画性で、70年代アイドルの幅を広げた存在。

Seiko Miki

三木聖子

清楚な雰囲気と儚さをまとったアイドル歌手。後に歌い継がれる楽曲を、70年代の少女感で残した存在。


70年代アイドルについて

間違えられないというプレッシャー。
 
生演奏は歌と張り合うように鳴り響き、一瞬のミスさえ全国に流れてしまう。

それを乗り越えて初めて、アイドルと呼ばれる時代でした。
 
多くのスターが『スター誕生!』から生まれています。

テレビは夢の向こう側であり、
 
今まさに起きている現実でもありました。

華やかなステージも、
 
デビューの瞬間も、
 
泣き笑いも、
 
すべてが生放送。

見ている人と同じ時間を刻みながら、
 
日本中がひとつの番組を見つめていました。

だからこそ強く心を惹きつけられ、
 
ブラウン管の向こうで生まれた一瞬は、
 
今も忘れられない思い出として残っています。

あの小さなブラウン管は、間違いなく夢の箱でした。

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