明日をも知れず、
輝きを自らに求める。
渇望するように生き急ぎ、
刹那の花を咲かせ、
その歌声で時代を圧倒する。
そんな男たちの声には、
魂が揺らめく炎が宿っていました。
求めても、求めても、
時代はさらにその先へ進む。
止まらぬ街の騒音に身を焼かれながら、
それでも奮い立つ。
駆り立てられるように、
前へ、前へ、進む。
自ら道を作り歌ったものだけが、その時代の頂を見たのです。
収録曲を見る(40曲)
- クリスタルキング「大都会」
- 沢田研二「時の過ぎゆくままに」
- 尾崎紀世彦「また逢う日まで」
- 布施明「シクラメンのかほり」
- 松崎しげる「愛のメモリー」
- ゴダイゴ「銀河鉄道999」
- アリス「チャンピオン」
- 西城秀樹「YOUNG MAN」
- 郷ひろみ「よろしく哀愁」
- 野口五郎「私鉄沿線」
- 植木等「スーダラ節」
- ドリフターズ「ドリフのズンドコ節」
- 堺正章「さらば恋人」
- 井上順「お世話になりました」
- フィンガー5「学園天国」
- 子門真人「想い出は泪と共に」
- ささきいさお「宇宙戦艦ヤマト」
- 上條恒彦「出発の歌」
- SHŌGUN「男達のメロディー」
- 水谷豊「カリフォルニア・コネクション」
- 松田優作「Yokohama Honky Tonk Blues」
- 桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」
- 萩原健一「大阪で生まれた女」
- あおい輝彦「あなただけを」
- 森田健作「さらば涙と言おう」
- オフコース「さよなら」
- 海援隊「贈る言葉」
- 河島英五「酒と泪と男と女」
- 松山千春「季節の中で」
- 井上陽水「夢の中へ」
- チューリップ「心の旅」
- 清水健太郎「失恋レストラン」
- 甲斐バンド「HERO」
- 世良公則&ツイスト「銃爪」
- 狩人「あずさ2号」
- 堀内孝雄「君のひとみは10000ボルト」
- サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」
- 内山田洋とクール・ファイブ「東京砂漠」
- 吉幾三「俺はぜったい!プレスリー」
- 町田義人「戦士の休息」
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本体テーマ
70年代男性歌謡のトップ曲
沢田研二 – 時の過ぎゆくままに
可愛らしい愛称で呼ばれながらも、この時代を背負うことに挑んだ存在でした。
一時期の人気で声援を受けるアイドルとは言えない鋭さを持ち、
圧倒する歌唱力で切なく歌い上げる。
それこそが「時の過ぎゆくままに」です。
時が流れても一切崩れることのない名曲。
時代そのものを歌い上げ、
駆られるように進み続ける時の流れのなかで、
一際存在を際立たせた。
存在そのものが歌となって表現されているのです。
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70年代男性歌謡収録アーティストリスト

クリスタルキング
『大都会』は、クリスタルキングを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。1979年末に現れ、80年代の入口まで響いたツインボーカルの怪物曲。

沢田研二
『時の過ぎゆくままに』は、沢田研二を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。GSからソロスターへ。歌、衣装、色気、演出が全部そろったジュリーの代表曲。

尾崎紀世彦
『また逢う日まで』は、尾崎紀世彦を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。声量とスケールで歌謡曲を押し切る、70年代男性歌謡の巨大な声。

布施明
『シクラメンのかほり』は、布施明を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。技術の怪物。抑えた歌唱でも声の厚みがはっきり残る。

松崎しげる
『愛のメモリー』は、松崎しげるを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。圧倒的な声量と濃すぎる情熱。70年代男性歌謡の過剰な歌唱力。

ゴダイゴ
『銀河鉄道999』は、ゴダイゴを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。映画、アニメ、英語感、バンド演奏が全部つながる70年代末の総合力。

アリス
『チャンピオン』は、アリスを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。フォーク島から一軍入りした迫力のあるバンド歌謡。男の声が前へ出る。

西城秀樹
『YOUNG MAN』は、西城秀樹を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。アイドル枠を超えた体力と声量。テレビを巻き込む大きさがある。

郷ひろみ
『よろしく哀愁』は、郷ひろみを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。スター性とリズム感で、70年代アイドル男枠を支えた一曲。

野口五郎
『私鉄沿線』は、野口五郎を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。歌唱とギターの技術があり、アイドルとミュージシャンの境界に立つ。

植木等
植木等は、笑いと歌を同じリズムで成立させた昭和芸能の怪物。無責任男の軽さの奥に、テレビと歌謡の時代を動かす力があった。

ドリフターズ
ドリフターズは、音楽とコントを茶の間の中心へ持ち込んだ存在。演奏できる笑いの集団として、70年代テレビの空気を大きく変えた。

堺正章
堺正章は、GSからテレビスターへ軽やかに渡った芸能人。柔らかい声と人懐こさで、男の歌謡を茶の間に近づけた。

井上順
井上順は、明るさと洒落っ気をそのまま歌にしたテレビスター。軽いようでいて、昭和の芸能の人当たりの良さが残る。

フィンガー5
フィンガー5は、子どもスターの勢いで70年代の茶の間を一気に明るくした。グループ歌謡の熱とテレビの華やかさがある。

子門真人
子門真人は、アニメ・特撮の声を歌謡の熱量で響かせた存在。テレビの向こうから突き抜けてくる声の強さがある。

ささきいさお
ささきいさおは、アニメ主題歌を男の歌謡として茶の間へ響かせた存在。朗々とした声で、テレビの前の子どもも大人も一気に宇宙へ連れていった。

上條恒彦
上條恒彦は、山や風や旅立ちまで声で運んでくるような存在。大きな声なのに土の匂いがあり、70年代の男声の支えになる。

SHŌGUN
SHŌGUNは、ドラマ主題歌に都会の男臭さとバンドの渋さを持ち込んだ存在。70年代末から新しい時代の街の匂いが立ってくる。

水谷豊
水谷豊は、俳優の存在感とドラマ主題歌の記憶をそのまま歌謡へつないだ存在。軽快さの奥に、都会の刑事ドラマの匂いがある。

松田優作
『Yokohama Honky Tonk Blues』は、松田優作を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。俳優の歌。うまさだけではなく、夜とやさぐれを背負った声。

桑名正博
1979年に放たれた、華やかさと色気をまとったヒット曲。桑名正博の力強い歌声が、時代の熱を鮮やかに伝える。

萩原健一
『大阪で生まれた女』は、萩原健一を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。テンプターズから俳優へ。やさぐれた声で歌うことで曲が別物になる。

あおい輝彦
『あなただけを』は、あおい輝彦を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。ジャニーズ出身、俳優、歌手。70年代テレビスター歌謡として自然に強い。

森田健作
『さらば涙と言おう』は、森田健作を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。青春ドラマと歌謡曲が一体化した、熱血テレビスター枠。

オフコース
『さよなら』は、オフコースを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。1979年末、静かな別れを透明な高音と大きなメロディーで歌い切った、次の時代へ残る名曲。

海援隊
『贈る言葉』は、海援隊を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。1979年末、金八先生と一緒に次の時代へ渡ったフォーク人情の代表曲。

河島英五
『酒と泪と男と女』は、河島英五を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。酒、弱さ、男の情けなさを太い声で歌い切る迫力歌謡。

松山千春
『季節の中で』は、松山千春を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。フォーク臭を超えて、声の伸びとテレビ歌謡としての広がりがある。

井上陽水
『夢の中へ』は、井上陽水を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。フォーク島から茶の間へ越境した、明るく奇妙で強いポップス。

チューリップ
『サボテンの花』は、チューリップを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。ニューミュージック側にいながら、テレビ歌謡としても届いたバンドの代表曲。

清水健太郎
『失恋レストラン』は、清水健太郎を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。スター性、危うさ、キャッチーな歌謡感が全部ある70年代の顔。

甲斐バンド
『HERO』は、甲斐バンドを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。フォーク/ロックの勢いをテレビ歌謡へ持ち込んだ迫力枠。

世良公則&ツイスト
『銃爪』は、世良公則&ツイストを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。男の声とロックバンドの熱が、歌謡曲のテレビへ突っ込んだ一曲。

狩人
『あずさ2号』は、狩人を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。兄弟デュオのハーモニーと鉄道旅情が完璧に噛み合った名曲。

堀内孝雄
『君のひとみは10000ボルト』は、堀内孝雄を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。アリスとは別枠で残したい、資生堂キャンペーンソングの華やかさ。

サザンオールスターズ
『勝手にシンドバッド』は、サザンオールスターズを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。歌謡曲、ロック、ラテン、テレビのノリを全部混ぜた次時代の入口。

内山田洋とクール・ファイブ
『東京砂漠』は、内山田洋とクール・ファイブを70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。ムード歌謡の濃さを持ちながら、都市の孤独として残せる一曲。

吉幾三
『俺はぜったい!プレスリー』は、吉幾三を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。後年の演歌スターとは違う、コミックと歌謡の変な原点。

町田義人
『戦士の休息』は、町田義人を70年代男の芸能歌謡として聴く一曲。映画『野性の証明』の空気を背負う、70年代末の男の哀愁。
70年代男性歌謡について
その片隅に空いた隙間を見てしまう。
取り残されたものを救えないまま、
隙間が大きくなるほど、
歌声は大きく強く響く。
どこに誰がいるかなんて分からない時代。
声にならない人の思いを背負うものこそ、
スターだったのです。
圧倒する歌唱力がすべて。
どんな言葉も陳腐にする、
この時代の歌は時代そのものの熱だったのです。
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