爆発する熱。

まるで圧縮されたエンジンのように咆哮を上げていたのが、90年代のロックです。

魂ごと燃やし尽くすような熱の始まりは、「THE BLUE HEARTS」からだったのかもしれません。

80年代後半に伝説となり、90年代に入ると、そのロック魂は頂点を駆け抜け、最高潮へと向かっていきます。

その熱は「BOØWY」の流れを受け継いだ氷室京介、布袋寅泰を中心にさらにブーストしていきました。

そこから「X JAPAN」、そしてヴィジュアル系まで、一気に駆け抜けていくのです。

強烈に男臭く、荒々しかったロックは、いつしか熱狂を一手に集めるイケメンたちが支配する時代へと変わっていきます。

だからこそ、みんなが感じるロックの頂点は違うのです。

90年代という時代の中で、ロックは年代ごとにその姿を変え続けました。

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  1. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「世界の終わり」
  2. GLAY「Winter, again」
  3. SUPERCAR「cream soda」
  4. スチャダラパー「今夜はブギー・バック」
  5. BLANKEY JET CITY「赤いタンバリン」
  6. B’z「ねがい」
  7. 電気グルーヴ「Shangri-La」
  8. ↑THE HIGH-LOWS↓「相談天国」
  9. THE YELLOW MONKEY「太陽が燃えている」
  10. MOON CHILD「ESCAPE」
  11. Fishmans「ナイトクルージング」
  12. Hi-STANDARD「Stay Gold」
  13. L’Arc〜en〜Ciel「HONEY」
  14. SOPHIA「Believe」
  15. くるり「東京」
  16. BRAHMAN「SEE OFF」
  17. 黒夢「少年」
  18. T-BOLAN「離したくはない」
  19. GRAPEVINE「スロウ」
  20. JUN SKY WALKER(S)「START」
  21. LUNA SEA「DESIRE」
  22. 氷室京介「KISS ME」
  23. ZEPPET STORE「ROSE」
  24. THE MAD CAPSULE MARKETS「Pulse」
  25. X JAPAN「Silent Jealousy」
  26. 布袋寅泰「バンビーナ」
  27. オリジナルラブ「プライマル」
  28. Dragon Ash「Grateful Days」
  29. BUCK-TICK「悪の華」
  30. UNICORN「すばらしい日々」
  31. Syrup16g「Reborn」
  32. the pillows「雨にうたえば」
  33. NUMBER GIRL「透明少女」
  34. THE BLUE HEARTS「情熱の薔薇」
  35. bloodthirsty butchers「7月」
  36. eastern youth「青すぎる空」
  37. WRENCH「SKY,LIQUID,MEN,」
  38. PENPALS「TELL ME WHY」
  39. ROSSO「シャロン」
  40. LOSALIOS「hit man」
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90年代日本ロック男性トップソング

布袋寅泰 – Bambina

1990年代のロックバンドは、海外の影響を受けながら、日本独自の感性で鍛え上げられていきました。

どこの国のロックでもない歌詞。
まるで日本の夏のような湿度と熱を持って、繊細に、そして強く歌い上げたのです。

その特徴的なムーブメントの一つが、X JAPANに端を発し、GLAYがその頂点に君臨したヴィジュアル系です。

同時に、伝説的なBOØWYの流れを受け継いだ氷室京介、布袋寅泰という存在が、シーンの構造そのものを形作ったと言っても過言ではないほどの影響力を持っていました。

そして、異彩を放つ存在として、B’zが独自の道を切り開きます。

その根源には、THE BLUE HEARTSの衝動があり、さらにそれ以前のロックの熱まで遡ることができます。

こうした多層的な潮流の中で、ひときわ際立つ異彩な存在感があったのが、布袋寅泰の「Bambina」です。

視覚で楽しませる、エンターテイメント。

手をかけたミュージックビデオ、切れ味のあるギター、派手で危険な色気。
この曲は、ロックという枠組みを変え、音楽を完全なショーとして見せ切った一曲だと思います。


注目の日本ロックアーティストリスト

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

ガレージロックの荒々しさと鋭さで、90年代後半の空気を切り裂いたバンド。


GLAY

冬のバラードから大合唱ロックまで、90年代後半の中心に立った国民的バンド。


SUPERCAR

シューゲイザーやオルタナの匂いをポップに響かせた、青く切ないバンド。


スチャダラパー

ヒップホップを軽やかに日常へ持ち込み、ポップカルチャーの風通しを変えた存在。


BLANKEY JET CITY

危うさと美しさをまとったロックンロールで、強烈な個性を残したバンド。


B’z

圧倒的なギターとボーカルで、日本のロックとポップの境界を塗り替えた存在。


電気グルーヴ

テクノと笑いと狂気を混ぜ、90年代の音楽に別の入口を作ったユニット。


↑THE HIGH-LOWS↓

パンクの衝動とポップな強さで、聴く人の気持ちを一気に上げたバンド。


THE YELLOW MONKEY

妖しさ、華やかさ、ロックの色気で、90年代に濃い存在感を放ったバンド。


MOON CHILD

都会的なポップロックで、90年代後半の夜の匂いを残したバンド。


Fishmans

浮遊感あるダブと歌で、今も深く愛される唯一無二のバンド。


Hi-STANDARD

日本のメロコアを大きく広げ、ライブシーンに巨大な熱を生んだバンド。


L’Arc〜en〜Ciel

鋭いロックサウンドと美しいメロディで、90年代後半を代表したバンド。


SOPHIA

明るさと切なさを持つポップロックで、多くの若者に届いたバンド。


くるり

飾らない言葉とメロディで、次の時代のロックを感じさせたバンド。


BRAHMAN

ハードコア、民族的な熱、思想性をぶつけた強靭なバンド。


黒夢

危険な美しさとパンク性で、ヴィジュアル系以後のロックにも影響を残した存在。


T-BOLAN

まっすぐなロックバラードで、90年代の心情に深く刺さったバンド。


GRAPEVINE

渋さと知性を持つオルタナロックで、じわじわ効く魅力を放ったバンド。


JUN SKY WALKER(S)

ストレートなバンドサウンドで、青春の始まりを鳴らしたロックバンド。


LUNA SEA

美意識と激しさを兼ね備え、ヴィジュアル系の枠を超えて存在感を示したバンド。


氷室京介

BOOWY以後のロックの格好よさを背負い続けたカリスマ的存在。


ZEPPET STORE

シューゲイザー寄りの音像で、90年代オルタナの奥行きを感じさせたバンド。


MAD CAPSULE MARKETS

デジタルとハードコアを融合し、攻撃的な音で時代を先取りしたバンド。


X JAPAN

美しさと激しさを極限まで高めた、日本ロック史に残る伝説的バンド。


布袋寅泰

鋭いギターとショーマンシップで、ロックの華やかさを見せつけた存在。


オリジナルラブ

ソウル、渋谷系、ロックの香りをまとった、大人のポップを鳴らした存在。


Dragon Ash

ヒップホップとロックを結びつけ、90年代末の空気を大きく変えたバンド。


BUCK-TICK

退廃的な美学と重いサウンドで、独自の世界を築いたバンド。


UNICORN

遊び心と名曲力で、バンドの自由さを教えてくれた存在。


Syrup16g

内省的で痛みのあるロックを鳴らし、後の時代にも強く刺さったバンド。


the pillows

ゆるさと鋭さを併せ持つギターポップで、長く愛されるバンド。


NUMBER GIRL

むき出しのギターと言葉で、日本のオルタナロックを更新したバンド。


THE BLUE HEARTS

シンプルでまっすぐなパンクロックで、世代を超えて叫ばれる存在。


bloodthirsty butchers

厚いギターと感情のうねりで、地下シーンの熱を刻んだバンド。


eastern youth

不器用で真っすぐな叫びが胸に残る、魂のこもったロックバンド。


WRENCH

重いグルーヴと実験性で、ロックの未来を感じさせたバンド。


PENPALS

軽快なパワーポップで、90年代末の疾走感を鳴らしたバンド。


ROSSO

煙たいロックンロールと詩情で、強烈な余韻を残したバンド。


LOSALIOS

インストロックの切れ味とリズムで、言葉なしに熱を伝えるバンド。


90年代の日本ロックについて

90年代の日本ロックは、ジャンルの境界がどんどん壊れていく時代でした。

テレビで大ヒットするロックバンドがいる一方で、ライブハウスやインディーズから熱を広げるバンドもいた。

ヴィジュアル系は巨大なムーブメントになり、メロコアやオルタナは若者の体温に近い場所で鳴っていました。

B’z、GLAY、LUNA SEA、L’Arc〜en〜Cielのような大きな存在。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、Fishmans、Hi-STANDARD、NUMBER GIRLのように、後から効いてくる存在。

どちらも90年代のロックです。

たった10年間で、ロックの世界はどんどん広がり、説明できないほど多様になっていきます。

時代を超えて魅了する超特大のロックシーン。
それが起きていたのが、この時代です。

勢いで叩きつけるように見えて、超絶技巧を繰り出し、決して同じ演奏がない。

その時だけの熱を浴びる。

今から見ると無茶で荒い。
けれど、それすら武器となるのが、この時代のロックだったのです。


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